サンドイッチなどの惣菜パンをメニューにするなら、冷凍パンを活用して欲しい理由
飲食店で提供するなら焼きたてパン?
「当店では焼きたてのパンを提供しています。」レストランやカフェなどに、こんなPOPが店頭やレジにあれば、お客様には魅力的だと思いますよね。
事実、お客様も”美味しそう”と感じてくれて買ってくれるかもしれません。
業務用パンには冷凍パンが適している理由
焼きたてのパンが一番美味しい訳ではないのは知ってますか?
パンの食べごろというのは、実は焼き上げてから数時間経ったものなのです。
パンは種類によってだいぶ差があるようです。早いもので2〜3時間。長いもので1日置いたほうが良いものがあるそうです。
◎食パン・・・ちょうど良くなり美味しく召し上げられるようになるには、8時間〜半日程度経ってからのようです。焼きあげた時に中心に集まっている水分が、パン全体に行き渡っていき、もっちとした食感が味られるようになります。
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◎フランスパン(バゲット)・・・だいたい1〜3時間でパン内部の水分が上手く抜けて、食感と香りを満喫できるとのことです。
そう考えると、味を重視して提供するなら焼きたてにこだわる必要は決してないと言えますよね。
焼きたてパンのデメリットとは?
焼きたてパンを提供するには、店内でパン屋さんと同じように製造するか、冷凍生地を利用して店内で解凍〜発酵〜焼き上げをする必要があります。
前者よりも後者の方が、手間が楽です。しかし、どちらにしても設備と人手が必要になります。何よりも提供するまで時間がかかります。設備費・人件費のコストも非常にかかります。
パンの保存方法には冷凍が適している?
パンの主成分であるデンプンは0℃前後が最も劣化するとのことです。
つまり冷蔵庫の温度である3〜5℃はパンの保存に適してません。
焼き上げてから、数時間以内に冷凍保存するのがパンの品質を落とさずに保存する良い方法です。
パンは内部の水分が少ないため、冷凍保存との相性も良いと言えます。
飲食店の課題とは?
設備費や人件費をそんなに掛けられない、もしくはコーヒーにこだわりがあり、美味しいコーヒーを少しでも安く提供したいといったコンセプトを掲げているなら当然設備や人手にコストは掛けられないですよね。
フードメニューとしてサンドイッチなどの惣菜パンを導入したい、そんな時は、味やクオリティこだわるためにパンを近くのパン屋さんから仕入れる方法を考えると思います。
現に行っているお店も多いと思います。
しかし、そこでの課題は、(飲食全般の課題ですが)売れ残りが発生することです。
毎日の需要予測が正確なら問題ありませんが、難しいですよね。
毎日、限定で少量売れば売れ残りは発生しにくいですが、今度は販売機会損失を招くかもしれません。
売れ残りを冷凍保存して翌日に提供する方法もあるかもしれませんが、品質のことを考えるとあまり良い方法ではありません。
万一、品質が良くない商品を提供してしまったら、あなたのお店の評価を下げてしまうだけでなく、パンを提供してくれるパン屋さんの評価も下げてしまうからです。
そもそも売れ残りを冷凍して、翌日提供する店にパン屋さんが卸してくれませんよね。
冷凍パンは飲食店の売れ残り心配の救世主
売れ残りの心配をできる限り解消できるのが、冷凍パンです。
そもそも冷凍を前提に製造しているので、品質には問題ありません。
また解凍して召し上がっていただくので、必要な量のみ解凍すれば済みます。
FELCO TOKYOの業務用ソフトフランスパンは焼成済みの冷凍パンです。
解凍して、トーストするだけで提供できます。
解凍時間も冷蔵庫で30〜40分でできるので、注文の様子を見ながら解凍しておくことができます。
まとめ
お店において大事なのは、味や風味などの一定した品質を保つことですよね。
また経営的にはコストを見合うかどうかですね。
どうしてもの●●パン店のパンを使いたいという希望があるかもしれません。
そんな時は「ランチタイム限定●●パン店のパンを使用したサンド●個」+冷凍パンという提供方法もあります。
冷凍パンと組み合わせることで、あなたのこだわりを表現することもできます。
設備・人手・時間が不要な冷凍パンを上手く活用して、利益率を上げたり、お店の客単価アップや来店数の増加につなげることができると思います。
FELCO TOKYOでは、「冷凍パンとは思えない。」と言っていただける、味や品質に自信がある業務用冷凍パンを取り扱っています。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。